自動車・バイク

日産自動車はなぜ衰退してしまったのか。そしてその実態

日産は国内市場を切り捨てたんだ!

 

このように感じる人も多いのではないでしょうか。

 

バブルが崩壊し赤字になりルノーに買収されてゴーン元CEOのもとで復活してきました。

しかし、今の日産はどうでしょうか。

国内市場では新型モデルはほとんど発売せず、もう発売から10年近くたってしまういわば時代遅れな車を売っています。

エルグランドやキューブ、マーチやジュークなど新型車を出せば売れるのに放置しているのです。

 

一体日産に何が起こりその実態はどのようなものになっているでしょうか。

日産の実態

代車が安く古いグレード

先日我が家のルークスが故障してしまい修理に出すことになりました。

そこで代車を借りたのですが、その代車が古く一番安いグレードで自動ブレーキもついていないようなDAYZでした。

ちなみに我が家は日産車3台を所有しています。

1台以外は今回修理に出した日産ディーラーから買ったものです。

 

僕には安いグレードの代車を貸すメリットが見当たりません。

修理に出したのはもう6年経った車です。

 

最新のハイグレードモデルを貸せば「お、いいなこれ」と言って乗り換えてくれるチャンスだってあるはずです。

さらに最新モデルで走ってくれれば日産車の宣伝にもなります。

 

ちなみにですが、我が家のDAYZ ルークスはライダーなのでハイエンドモデルです。

ハイエンドモデルを買ってもらった客に対して一番安いモデルを貸しますか?

 

それで次もここで買おうと思ってもらえるのでしょうか?

たまたま安いグレードしかなかったという可能性もありますが、そもそも安いグレードを代車にするなということが言いたいわけです。

 

コストカットのつもりかもしれませんが自分で自分の首を絞めているように思えます。

品質が粗悪に

ここ最近日産の品質がとても悪くなっています。

質の悪い中国製品や韓国製品を大量に輸入し、たびたびリコールしています。

 

現行マーチがタイ産になった当初は乗り心地も最悪でした。

現在国際的な評価では安定して上位をキープしているスバルとは対照的に韓国や中国にも負けており品質が悪いと言わざるを得ません。

 

日産だけでなく日産の高級ブランドであるインフィニティですら韓国や中国企業に負けているのですから日産は粗悪品を作る会社となってしまっています。

この理由は後で詳しく説明しますがゴーン元社長のコストカット政策がいきすぐていたからだと思われます。

新型車が発売できない

ここもやはりゴーン氏の影響によりモデルサイクルが長くなってしまっているという事情があるみたいです。

通常欧州車のモデルサイクルは7~8年ですのでこのようなモデルチェンジサイクルにしたのではないでしょうか?

 

コロコロモデルチェンジするのは企業にとってデメリットが大きいです。

莫大な開発費はもちろんかかりますし車の顔が変わってしまいこの人はどのメーカーのどの車種に乗っているというのがわからなくなってしまいます。

ゴーン氏は欧州の常識を事情が異なる日本に日本の事情も考えずに押し付けたのです。

それによって成功した面もありますが、結果的には失敗ではないでしょうか。

 

例えば、こんな話があるみたいです。

日本では大人気のミニバンですが欧州の常識からいえば重心が高いミニバンは考えられないそうです。

そのためエルグランドの背を低くし重心を下げさせました。

もちろんユーザーが求めるのはそんなものではないので販売不振に陥ってしまっています。

 

予想ばかりが独り歩きしていますね。

果たして2018年は新型車を発売するのでしょうか。

日産が衰退した理由

日産にはゴーン氏が来てV字回復をしました。

これは間違えなくゴーン氏のおかげですが、今の日産はゴーン氏が足を引っ張ってしまっています。

過剰なコストカットにより製品は粗悪になり新型車が発売できなくなり、代車ですらけちるようになりました。

 

それは結果として日産の利益のためになっていますか?

いいえ。日産にとってマイナスの働きしかしていません。

 

また、ゴーン氏は独裁体制のため誰も批判することはできません。

そんな体制が日産をむしばんでいっているといえます。

ゴーン氏の後任の西野社長は東京大学経済学部を卒業しており、またゴーン派のため昔の日産の精神など理解できないと思います。

日産はこのまま衰退していってしまうのでしょうか。

倒産だけはしないことを祈ります。

これからの日産

日産はルノー・三菱と合わせて世界トップレベルの台数を販売しています。

 

しかし営業利益を見るとどうでしょう。

2017年における日産の営業利益は5,748億円、それに対し同年度のスバルでは4,108億円です。

ほぼ同規模の企業なのです。

 

これには理由があります。

日産は海外では販売奨励金をたくさん支払い値下げをして数を稼いでいます。

世界の販売台数における日本の割合は10%なのに対し利益の割合は60%くらいだそうです。

 

日本ではいまだに技術の日産というイメージと信用があるために粗悪品でも高く買ってくれます。

しかし無視覚検査問題などにより信用はなくなり、品質も良くないことに気づいていくでしょう。

 

そうなったらもう手遅れです。

販売奨励金も払えずただただ業績が悪化していく。

そんな負のスパイラルが待っています。

 

そうなる前に日産は体質改善を施し、ゴーン一極集中体制から抜け出し「技術の日産」を取り戻すべきです。

日産が日本の自動車業界の2位に返り咲く日は来るのでしょうか。

ルノーとの経営統合は得策か

ゴーン氏はフランスでは経営統合の可能性があると発言したり、三菱自の株主総会では経営統合の可能性はないと発言したり周りが振り回されているようにも見えます。

日産は最近業績が落ちていますのでまだまだ経営統合の可能性も捨てきれません。

 

経営統合はフランス政府の意向ですが、経営統合して果たして成功するのでしょうか。

少なくとも日本では失敗します。

ルノーの知名度も低く日本車ではなく外車というイメージがつく。

日本車が好きな日本人が多くいる日本では経営統合は賢明ではありません。

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